タイスキのチェーン店MKレストラン

タイスキのチェーン店として絶対的な存在・MKレストラン

By admin, 2015年4月1日

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タイでは揚げた料理や肉が多く、なかなか野菜を採ることができません。
野菜を採りやすいのが鍋料理。一年中暑いタイでも鍋料理があります。その名も「タイスキ」。
「タイ風のすきやき」という意味の造語のようですが、日本のすき焼きとは異なり、寄せ鍋の形態に近いです。
そのタイスキを掲げたチェーン店として有名なのが「MK(エムケー)レストラン」。タイ企業の外食チェーンです。

タイスキといえば「MKレストラン」というほどタイ国内で No.1 の知名度を誇り、老若男女を問わず、愛されています。
週末やお祝い事ともなれば家族やカップルで賑わい、平日でも満席になるほど。

有名スーパーなどには必ずMKレストランがあると言われるほど出店数が多く、赤と緑色に塗られたロゴも目立ちます。
外国人よりも、地元ローカルのタイ人が通うお店ですね。

店の入り方は、少し特殊。入口の前にスタッフがいるので自分たちの人数を伝え、整理券をもらいます。
店の外で順番を待つのですが、必ずしも来店順ではなく、4人テーブルや2人テーブルなど、人数によって順番が変わるようです。
店の入り口横には大きなサイネージがあり、そこに順番待ちの番号が表示されているのですが、正直どうやって見るのかよく分からないデザインでした。

店内は狭く、店員さんがすれ違うのも大変そうですが、活気に満ちています。

MKレストランの注文方法

注文は、テーブルに備え付けの端末を使います。
液晶画面に表示されたメニューには、料理写真と値段が書いてありますので、そこから選びます。
言語選択にはタイ語と英語の2か国語あり、日本語はありません。

メニューからは細部やボリュームが分からなかったのですが、カンで注文できるほど簡単です。

注文が終わると、スタッフが鍋をセットしてくれます。

1人前の食器を目の前にセット。

肉のセット。しゃぶしゃぶのように鍋の中につっこみ、タレにつけて食べます。

タレは2種類。
濃厚で甘辛い胡麻タレと、ポン酢のようなさっぱりしたタレ。
どちらも美味しいので、どちらにつけて食べるか悩みます。

鍋の中には昆布だしのような液体が入っており、タレを付けなくても美味しいです。
さっぱりしているので濃い味が苦手な人は、このままでもいけます。

これが一番最初のセット。
肉も野菜も足りなくなってくると思うので、改めて端末から追加注文していきます。

海苔巻きのような黒いものが見えるのですが、これは「海苔巻きミンチ」という商品で、ミンチ肉に海苔を巻いたもの。タイでは「つくね」が好まれるそうです。

タイスキのチェーン店MKレストラン

野菜も追加。
日本の鍋でも見覚えのあるというか馴染みのある野菜が多く、日本人は食べやすいかと思います。

ニンニクご飯も追加。
メニューの写真だと数人でシェアできそうな値段と大きさに見えたのですが、実際は小皿にちょっぴり出てきて、ここだけガッカリ。

この「緑色の麺が美味しい」とのことなので、注文。周りを見回すと、どのテーブルのお客さんも注文しています。
「ミーヨク」という名前なのですが、何故緑色なのか、何なのか正直正体がよく分かりません。
そのまま生で食べることもOKらしいのですが、味はあんまり感じませんでした。
日本の鍋と同様に、〆に入れて食べると大満足です。

最後に清算のボタンを押すと、料金が表示されて「スタッフを呼んでください」の文字が。
あれもこれもと調子にのって注文してしまい、最後の方は食べきれないほどだったのですが、2人で約4千円という金額でした。

MKレストラン

タイは常時、夏のような気候なので鍋を食べる機会は無いと思っていたのですが、ショッピングモールなどの施設はガンガン冷房が効いているので寒くなり、「鍋を食べよう」という気持ちにもなりますね。
値段もリーズナブルで野菜が気軽にたくさん取れるので、人気チェーン店というのも頷けます。
大人数で来たい店ですね。

おススメのメニュー

ローストダックがこの店の代名詞らしいです。スパイスの効いた柔らかいお肉でビールが進みます。

MKレストランの「MK」って何の略?

創業した際に支援してくれた人物「マーコン・キンジー(Markon King Yee)」のイニシャルだそうです。
個人名だったんですね。

日本との関係

「ほっともっと」や「やよい軒」を営業している(株)プレナスと相互フランチャイズ契約をしているため、日本に進出したMKレストランはプレナスが店舗展開しています。逆に、タイに進出した「やよい軒」はMKレストランが運営しているそうです。

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