日本人にも合うタイ料理「カオソーイ」。
味は辛くないカレースープに生麺と揚げ麺を入れたもので、カレーヌードルと思うと日本人の舌にも合いやすいです。
タイでは屋台でも多く売られているのを見かけます。
タイ語での表記は「ข้าวซอย」。
カレースープはココナッツミルクの入った甘い味。薄めなので「カレー」ではなく、「カレースープ」です。
ココナッツミルクが入っていますが、牛乳嫌いの人でも食べられるくらい牛乳を感じません。
麺は、日本のラーメンと同じ黄色い卵麺。
カレースープの上には揚げた麺、カレースープの中には生麺が入っていて、2種類の食感が楽しめます。
カオソーイにはトッピングが付いてきて、これで自分で味を調節します。
最初「付け合わせかな?」と思うのですが、好きな量を中に入れて味を自分好みにして食べるのが正しいそうです。
トッピングはエシャロット、酢に付けたキャベツ、ライムなど。
エシャロットを多めに入れてシャキシャキ感を増すのが日本人にはおススメ。
鶏肉が入っているものは「カオソーイ・ガイ」。
「ガイ」は鶏肉という意味なので、他の料理名を把握する時でも使えます。
文化的にはタイ北部の伝統料理であり、古くはミャンマーからラオス北部を通して伝わったとされています。
そのため、ミャンマーとラオスにも名前が違えど、似た料理が存在します。
ただしラオスのカオソーイは、タイのカオソーイとはまたタイプの異なるものだそうです。
カオソーイは、タイの第2の都市「チュンマイ」の名物となっていて、地元でも愛されている料理です。
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