タイのお店は夜遅くまで開いてないのですが、その中でも遅くまでオープンしているのは「吉野家」。
1人でも入りやすいので、ビジネスマンには入りやすいと思うのですが、タイでも同様にお1人様が多かったように思います。
ターミナル21 の一番奥にある店舗で、他の店舗がシャッターを閉めて閉店作業をしている中で平然と営業しているあたりは、日本企業としての風格も漂います。
店の雰囲気は、日本のものより少しファミレス寄りな雰囲気。
カウンター席がなく、テーブル席の方が多いです。
メニューは日本語の表示もあり、料理名から想像しやすくなっています。
メニューの種類は、おそらく日本と全く違うかと思います。
円安の影響で、値段感は日本と同等かそれより少し高めといった印象。
他の日本系のチェーン店でも同様です。
タイ人の収入を考えると、どんな富裕層のタイ人が食べにいくんだろうと疑問に思うのですが、それでもタイ人がお客さんとして少なからず店にいます。
今回は、温泉たまご付を選んでみました。
「たまご」の乗った牛丼は、吉野家では夏近くになるとかなり神経質になってくるのですが、さらに常時暑いはずのタイでは平然とメニューにのっているのが不思議といえば不思議。
味噌汁と唐揚げとキムチが付いてくるセットにしてみました。
何故牛丼屋で唐揚げなのか、そしてここでも何故キムチなのかというツッコミどころが満載です。
セットが到着。
牛丼のクオリティは日本と同等、と言いたいところだけど、少し濃いめ。
こっちの味が好きな人にはたまらないかと思います。
ご飯は、日本米。
上にのった具の方はm玉葱が異常に少なめだと思います。
牛肉の少なさは、日本でもこんな感じだったはず。
温泉たまごは、素晴らしい出来でした。
セットの野菜サラダは、日本でもお馴染みの野菜たち。
しかしドレッシングがびしょびしょにかかっていて、かなりしょっぱかった。
タイ人はきっとこういうのが好きなんでしょうね。
味噌汁は、知らずに飲んだらみそ汁と気づかないと思うくらい薄かったです。
しかしボリュームはあります。
タイでは有料でドリンクを注文するのが普通なのですが、この味噌汁があれば飲み物いらないですね。
唐揚げ。
小さい。美味しそうに見えない。
と、見た目から判断できるように、少々やる気のない唐揚げです。
多くの日本人の舌には合わないかと思います。
キムチは、少し辛めに感じました。
とにかく、味が濃い。
日本にはないメニューや雰囲気など、話しのネタに体験しておきたい部分もあり、それなりに楽しめます。
日本人の財布の感覚ではギリギリOKな値段感なのですが、地元タイの人たちにどのように受け止められているかは気になりました。
日本食が恋しくなったら、気軽に入れるのが良いですね。
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